「ガールズ&パンツァー 最終章」 スタッフトークショー付上映会
2018.01.09 に新宿バルト9 で行われた「ガールズ&パンツァー 最終章」スタッフトークショー付上映会に参加してきました。
順番は忘れてしまったので、登壇者毎に話されたことを覚えている範囲でメモ。
鈴木貴昭さん
BC 自由学園が選ばれた理由
自国で戦車を作っている国は少なく、まだ登場していない国としてフランスが候補となった。
フランスをモチーフにした学校はマジノ女学園とBC自由学園があった。
マジノ女学院は才谷屋さんのコミック「激闘! マジノ戦ですっ!!」で描いている。
BC 自由学園は野上さんの「リボンの武者」に登場しているが、本編ではない? という事で BC 自由学園が選ばれた。
(おそらく、主人公がみほたち大洗女子ではないという意味合い)
マーク IV 戦車が選ばれた理由
大洗の八九式中戦車より弱い戦車を出したいという監督の意向から。
また、大洗女子には船舶科があるが、そこの生徒が出ていなかった。
船舶科の生徒が乗るなら、陸上戦艦の系譜の菱形戦車がいいという事になった。
岡部いさくさん
イギリス好きで知られるが、フランス文学科卒。
最後に BC 自由学園が歌う「La chanson de l'oignon(玉葱の歌)」を聞いた時は、フランス語ならではの格変化などを思い出してしまい耳を塞ぎたくなった。
最終章を見終わって 20 分くらい経ってから BC 自由学園の名前の由来がヴィシー政権と自由フランスである事に気付いた。
ヴィシーは Vichy なので BC ではなく VC の方が適当だが、敢えて BC にしてる。分かり辛かったら申し訳ありませんでしたと杉山 P から謝罪。
田村尚也さん
ポーランドの戦車博物館への取材は一人で行った。
実際にルノー FT に搭乗したが、かなり人間工学を考えた設計になっていた。
浅く腰掛けて足を伸ばすような感じの姿勢になり、楽だった。
一方で、となりにあったソ連の戦車は体育座りで前かがみにならないといけない為、乗っているだけで体力が削られていくようなもので、戦車に体を合わせろというのを感じた。
斎木伸生さん
出番は少ないけど(隣の吉川さんを意識して)アンツィオより多く出ているので満足とか。
ソミュール戦車博物館
取材では館長に協力してもらい、ハッチを全部開けてもらったり、登場人物の目線での撮影を 360 度カメラで行ったりする事ができた。
館長はフランス人なのに英語で会話してくれて、そのお陰でスムースにコミュニケーションが取れた。
最終章のソミュア S35 はハッチの部分が座れるようにスライドして動く部分を再現しており、注目ポイント。
但し、取材では館長が必死に開けようとしてくれたが、残念ながら動かなかったとの事。
ガルパンという事で底面の写真もしっかり撮影した。
吉川和篤さん
アンツィオの生徒らが試合前にまたまた眠りこけているカットは 1 秒 12 コマ(1.5秒)しかない。
が、ランチアのなんとかとか独特なドラム缶とか、イタリア由来のものが多く登場しており監修に三ヶ月かかったとの事(もちろん工数ではなくスケジュールの話)。
結果、完成したのはかなり終盤のタイミングだったが、その間進捗を確認するメールを頻繁に送っていた(返信は、未着手、というものが多かった模様)。
左右非対称の車(?)の描くべき面が逆になっていたり、もともと寝息を立てて上下に動いていたペパロニを、そこに目が行ってしまうという理由であえて止めるようにするなどの修正が行われた。
つまり、 1 秒 12 コマに「吉川袋」がたくさんあった、と杉山 P。
モリナガヨウさん
初参加について
参加していることが知られてしまうと最終章に登場する戦車が推測されてしまう可能性があった為、一年半ほど口外出来なかったのが辛かった。
また、吉川さんの仕事ぶり(大量の修正指示)を見て、同じことはできないと思っていたが、気付いたらマーク IV でやっていた。
関わってしまったのでもう逃げられない、と杉山 P。
マーク IV について
マーク IV は 12 歳の頃に興味を持ち、本を読んで文章から中がどうなっているのか等、想像していた。
イラストと動画の違いについて
イラストではマーク IV は砲塔もなく見せ方のバリエーションが少なくて大変。
動画だと正面から進んできて斜めに見栄を切って止まるような見せ方ができた。(おそらくマーク IV の登場シーン)
「ガールズ&パンツァー 劇場版」修正箇所メモ
Blu-ray や DVD が発売されたので気づいた修正、変更箇所をメモ
なかなか通しで見られない……
エキシビション
【動き】観客
エキシビションを観戦している観客の一部が動くようになった。
【セリフ】エキシビジョン
「エキシビジョンってなんかかっこいいね~」
が
「エキシビションってなんかかっこいいね~」
に修正。
横断幕の文字も「エキシビション」に修正された。
それに併せて、
laurent.hatenablog.com
の表記も修正
【修正】重なる戦車
ゴルフ場から撤退するときに M3 に他の戦車が重なってしまっていたのが見えないように、木の葉っぱの部分を塗りつぶす修正がされた。
ただ、動き自体は変わっていなさそうなので、あの勢いだとヘッツァーが M3 に追突してしまいそう。
【SE】エスカレータの警告音
ショッピングモールで福田がエスカレータを降りるときに警告音が追加された。
確か生コメンタリでは鳴ってるはずだけど気づけないという話だったが、スタッフコメンタリではパッケージで追加になったとの事。
以下、未整理メモ
潮騒の湯でクラーラが数を数え続けている。確認済み
みほの実家の家に入った最初のカットでまほが手に持っているのが犬の散歩時に持っていたもの(おそらくフンの処理道具)から、みほの大洗土産になっていてその後のシーンとの整合性が取れる様に修正された。確認済み
みほとまほの回想シーンで泥まみれに鳴った時、アイスキャンディの棒も茶色く汚れるように変更された。確認済み
回想シーンの最後、 2 人で走っているシーンで 2 人の動きがゆっくりになった。確認済み
非常呼集中の八九式のクラッペの色が車体と同じ色になった。確認済み
(クラッペは 3DCG ではなく手描き?)
きゅうりを割っているパゾ美の眉毛がつながっているのがはっきり分かるようになった?
会長の話中、話を聞くメンバーの表情が暗い表情から驚きの表情へ変更された。確認済み
沙織、華と一緒に「おー!」と言っているゴモヨがはっきり見える様に立ち位置が変更された。確認済み
試合前夜にスズキが持っている「BRAKES ON」の文字が綺麗になった?
各校の転校シーンのラストでみほの顔に動きがついた。確認済み
29 輌の進軍を俯瞰で映しているシーンの上部に川が追加された。確認済み
部隊名のミスが修正された。確認済み
優花里がスマホで見せるシュトゥルムティーガーの写真に写っている砲弾に文字が追加された。確認済み
高地から撤退する直前にまほが見ている地図の色が濃くなった?
ノンナが撃破される直前の瞳のアップの時に、照準が動くようになった。確認済み
「これは人生にとって必要な戦いなの?」のカットでミカが帽子を被るように修正され、前後のシーンとの整合性がとれた。確認済み
遊園地のスリラーハウスの「ラ」の文字が全部読めるようになった。確認済み
野外音楽堂に誘導される直前、継続のカットで船上の BT-42 に継続のロゴが追加修正された。確認済み
迷路で戦車の上に立つルミが背伸びをするようになった。確認済み
最後に失敗してしまったマカロニ作戦 Twei で、アルファベットメインのハンバーガーのメニューに変更された。確認済み
愛里寿が榴弾のハンドサインを出した後に破壊される遊具(「ごらいけ! フォッカーDrワンマン ハッピースカイ」)の壊れる様子が分かるように変更された。確認済み
修正前は煙で破片が見えなかった。
決着後、大洗のあんこうチームと生徒会が礼をするシーンで、そど子ら風紀委員も礼をするように変更された。確認済み
以前は他の学校側に立っているだけだった。
ヴォイテクに乗って愛里寿が現れた時、バックにいたのはケイだったがその後のカットとの整合性がとれていなかった為大野あやに修正された。確認済み
ヴォイテクの車輪が足と一緒に動いてしまっていたのが修正された。確認済み
ミカのセリフの後にカンテレの音が追加された(数カ所)。確認済み
エンドロール直前
エンドロールでのルクリリの表情が変更された?
劇場だと無表情、パッケージ版だと困り顔?
汗をかいているのは劇場でも同じぽい。
エンドロールのアンツィオの車に校章が追加された。確認済み
エンドロールでぴよたんがプレイしている UFO キャッチャーのアームが上がった時にアライッペが見える様になった。確認済み
「ガールズ&パンツァー 劇場版」4DXについて
昨日、ユナイテッド・シネマとしまえんで 4DX を初体験してきたので 4DX の要素ごとにメモ。
(※個人の感想です)
シート (Motion)
想像以上に動いた。
間違いなく 4DX のメインの要素。
よく食べものや飲み物についての懸念がされていたけど、ダージリン様のポップコーンセットを購入して入場。
ユナイテッド・シネマとしまえんでは飲み物にはフタがついていて、ポップコーンはこぼれないように大きめの袋に入れてくれていたので自分は特に問題なかった。
ただ、帰りがけに家人へのお土産と称してもう 1 セット購入したところ、袋無しでトレーに載せた状態で渡された。
袋が欲しいと伝えるとトレーの代わりに袋をくれた。
最初の人はトレーに袋入りの状態でくれたので人や時間帯によるのかも。
袋がなくても事前にある程度減らしておけば大丈夫かも。
また、シートが揺れるお陰で体制が安定せず、だんだん浅く座る状態になってしまった。
自分は腰痛持ちの為、その状態が続くと辛いのでこまめに体勢を整える必要があった。
走行時の振動 (Motion)
路面の状況にあわせて振動する場面があった。
場面によっては少し強い振動がある。
砲撃等による衝撃 (Motion)
発砲時、被弾時に強い振動がある場面があった。
この時は頭が前後に揺さぶられることが多くて画面に集中できなくて困った。
頭をシートにつけていると特に揺れてしまうので、被弾のタイミングなどがわかっている場合はその時だけ頭を浮かせていた方がいいかもしれない。
一緒に行った人はムチウチ気味になったと言って、見終わった後にぐったりしていたがおそらくコレが一番の要因だと思う。
気になるカールの砲撃はやはりそれなりの迫力があったけど、その後の鳴り止まない地鳴りは立川の極上爆音上映の方が気持ちよかった。
坂道や飛行機の傾き (Motion)
戦車が坂道を登る時や、上空からの銀河の視点の時などにその動きにあわせてシートが前後に傾く。
飛行機は割とゆったり動くので慣れないうちは酔いがこないか心配になったが、特に酔うことはなかった。
戦車が客観視点で映されている時も戦車の動きにあわせて動くので違和感があった。
例えばスクリーンの向こうから坂道を降りてやってくる知波単学園にあわせてシートはやや前傾姿勢になる。
カメラ位置の動きや振動にあわせてくれた方が嬉しかったなぁと思う。
ただ、戦車の主観視点ではとても良かった。
特にエキシビジョンでクラーラが倒れた信号を乗り越える所や、遊園地のジェットコースターで CV33 が逃げまわる所(「劇場版・緊迫する戦況です!」が流れるあたり)、最後の決戦あたりは最高だった。
これらのシーンの為にガルパン 4DX を見に行ったと言ってもいいくらい。
耳元の風 (Air)
砲弾がかすめて行く時等に耳元に勢い良くプシュッ! と風が当たる。
本来はしないはずの風の音がそこそこするのと、砲弾はそんなに軽くないだろという違和感で没入できなかった。
あと、ときどきくすぐったい。
頻度はかなり多めで、正直やめて欲しいと何回か思った。
風 (Wind)
エキシビジョンマッチを観戦してるミカの髪が風でなびくタイミングなどでそよ風が吹いてきた。
外にいる気分になれたし、なかなか良かった。
背中の振動 (Motion)
まるでマッサージチェアの様に背中をポコポコされた。
機銃を連射する時や、ボコがボコボコにされている時など。
機銃はなんで背中だけ振動があるんだろうという印象であまり没入はできなかった。
デュアルショックを持っていた方がまだ良かった気がする。
またボコも視点の問題で、客観的に見ているボコと同じところを蹴られているというのはどうにも。
煙 (Fog)
大きな爆発等で煙が立つときにスクリーンの脇から煙が出てきた。
最前列では煙に遮られてスクリーンがかなり見え辛くなったので、初見の場合は最前列は避けた方が良さそう。
また、アニメだと作画やそれに合わせた CG の煙とはベツモノなので違和感があった。
実写なら映像の煙とマッチしていいかもしれない。
シーンが急に変わっても煙が残ったりしていて違和感もあった。
スクリーンに煙の陰が落ちて気になることも。
足元の振動? (Motion)
多分、石畳なんかをドリフトしたりしている時に足元に振動があったんじゃないかと思うんだけど、ふくらはぎのあたりにポコポコ当たるイメージだったのでポップコーンをこぼしたんじゃないかと思った。
イマイチよく分からなかった。
フラッシュライト (Lightning)
火花が散るシーンなどで白いフラッシュライトが点滅した。
ジェットコースターのトンネルの中はかなり雰囲気が出ていて良かった。
赤い火花が散っているのに真っ白い光だった事が少し気になったけど、割と好き。
水 (Water & RainStorm)
水は手元のスイッチでオンオフできた。
メガネが濡れて見えなくなるのが心配だったけど、せっかくなのでオンにして視聴した。
雨 (RainStorm)
プラウダの撤退シーン等で雨が降っている時にポツポツ来た。
なかなか臨場感はあったけど、濡れる。
でもそんなに濡れないし、終わる頃には乾いていたと思う。
メガネは気にならないレベルだった。
濡れるけど、体験的には悪くなかった。
ミスト (Water)
水につっこむシーンなどで水がかかった。
雨とは別な様に感じたので出てくるところか、出し方がが違う?
あんまりびっちょびちょにされても困るけど、量はそんなに多くないのであまりインパクトはなかった。
シャボン玉 (Bubbles)
二回、画面の脇からシャボン玉が飛んできた。
4DXの中でもレア機能らしいけど、無理矢理使った感があ否めなかった。
シャボン玉も煙と同様、スクリーンの陰になって気になった。
ニオイ (Scents)
なんのニオイだかよく分からないニオイが時々していた。
何かのニオイを表現しているのか、 4DX の設備に関するニオイなのかすらよく分からなかった。
まとめ
いろんな演出があって盛りだくさん。
主観視点の演出は本当に良かったけど、正直視聴の邪魔になる事も多く「ちょっと、今やめて」と思う事もしばしば。
なので、人によるのかもしれないけど、初見の映画 4DX はやめた方がいいと思う(ガルパンしか知らないけど)。
あと、慣れるまでにしばらく時間がかかったのでエキシビジョンマッチではあまり堪能できていなかったかもしれない(それでも肴屋に突っ込むクラーラの主観シーンはよかった)。
ハード面では、水以外も自分で調整できたらすごく嬉しいんだけど、ひとりずつ調整するのは無理がありそう。
特に頭を揺さぶられるのは辛くて、その度に集中が切れて素に戻ってしまった。
途中から衝撃がきそうな時は頭を浮かせていたので多少は軽減できた。
ソフト面では、常にカメラ位置での演出にしてくれた方が自分としては好みだった。
もう一度行くかと言われたら、 1 人では行かないと思うけど、誰かに誘われたら行ってもいいかな、という感じ。
「ガールズ&パンツァー 劇場版」観覧記録
- 2015/11/20 新宿 バルト9 プレミア前夜祭
- 11/21 シネマサンシャイン池袋 初日舞台挨拶
- 11/25 新宿 バルト9
- 11/27 シネマサンシャイン池袋
- 11/28 立川 シネマシティ 極上爆音上映
- 12/3 TOHOシネマズ 日本橋
- 12/4 TOHOシネマズ 日本橋
- 12/8 TOHOシネマズ 錦糸町
- 12/9 TOHOシネマズ 錦糸町
- 12/10 シネマサンシャイン池袋
- 12/15 シネマサンシャイン池袋
- 12/19 シネマサンシャイン池袋
- 12/22 シネマサンシャイン池袋
- 12/29 新宿 バルト9
- 12/30 新宿 バルト9
- 2016/1/2 新宿 バルト9 (朝)
- 1/2 新宿 バルト9 (深夜)
- 1/7 新宿 バルト9
- 1/9 新宿 バルト9
- 1/16 立川 シネマシティ 極上爆音上映
- 1/22 新宿 バルト9
- 1/31 シネマサンシャイン池袋
- 2/7 シネマサンシャイン池袋
- 2/10 新宿 バルト9
- 2/12 立川 シネマシティ 極上爆音上映
- 2/21 ユナイテッド・シネマとしまえん 4DX
- 2/24 立川 シネマシティ 極上爆音上映
- 2/27 立川 シネマシティ 極上爆音上映
- 3/3 シネマサンシャイン池袋
- 3/13 立川 シネマシティ 極上爆音上映
- 3/19 立川 シネマシティ 極上爆音上映
- 3/21 幕張 イオンシネマ幕張新都心 ULTIRA 上映
- 3/26 ユナイテッド・シネマとしまえん 4DX
- 4/7 シネマサンシャイン平和島 imm sound
- 4/9 立川 シネマシティ 極上爆音上映 (センシャラウンド ファイナル Live)
- 4/23 幕張 イオンシネマ幕張新都心 ULTIRA 上映
- 5/1 立川 シネマシティ 極上爆音上映 (センシャラウンド ファイナル Live)
- 5/3 立川 シネマシティ 極上爆音上映 (センシャラウンド ファイナル Live)
- 5/6 新宿 バルト9 生コメンタリー
- 5/7 立川 シネマシティ 極上爆音上映 (センシャラウンド ファイナル Live)
- 5/21 TOHOシネマズ日本橋 TCX
- 5/24 新宿 バルト9
- 5/28 ユナイテッド・シネマとしまえん 4DX
- 5/29 立川 シネマシティ 極上爆音上映 (センシャラウンド ファイナル Live)
- 5/30 ユナイテッド・シネマとしまえん 4DX
- 6/13 立川 シネマシティ 極上爆音上映 (センシャラウンド ファイナル Live)
- 6/16 立川 シネマシティ 極上爆音上映 (センシャラウンド ファイナル Live)
- 7/7 立川 シネマシティ 極上爆音上映 (センシャラウンド ファイナル Live)
- 7/30 立川 シネマシティ 極上爆音上映 (センシャラウンド ファイナル Live)
- 8/10 立川 シネマシティ 極上爆音上映 (センシャラウンド ファイナル Live)
- 10/19 川崎 チネチッタ LIVE ZOUND 上映
- 11/8 立川シネマシティ 通常上映
- 11/24 立川シネマシティ 極上爆音上映 (センシャラウンド ファイナル Live)
- 2017/4/29 大洗町文化センター (ただいま!ありがとう大洗センシャラウンド特爆上映)
- 6/6 立川シネマシティ 極上爆音上映(センシャラウンドファイナル ウーファーがごっぢぃみてるぞぉぉぉ 6.1ch)
- 9/26 立川シネマシティ 極上爆音上映(センシャラウンドファイナル bスタちゃんもすごいんだから!6.1ch)
劇場大きさメモ
立川 a studio:396 席
立川 b studio:303 席
新宿 シアター2:137 席 (?)
新宿 シアター3:148 席 (?)
新宿 シアター5:226 席 (4.7 x 11.4 m)
新宿 シアター8:251 席 (4.77 x 11.4 m)
新宿 シアター9:429 席 (5.65 x 13.5 m)
池袋 シネマ3:135 席(3.1 x 7.2 m)
池袋 シネマ4:264 席(3.2 x 7.5 m)
池袋 シネマ6:139 席(2.0 x 5.0 m)
「ガールズ&パンツァー 劇場版」についてのメモ
生コメンタリー上映会の内容等を少し追加しました。
電撃 - 『ガルパン』ミリタリー生コメンタリー上映会で判明したこととは? 笑いと驚きの連続だった2時間をレポート
ガルパン劇場版まだまだネタ満載の生コメンタリーイベント開催!さまざまな裏話に観客も大爆笑【前編】 - News Lounge(ニュースラウンジ)
あたりに掲載されていない内容を中心に。
劇場で見ている時にいろいろ思い出すんだけど、家に帰ると忘れてしまう……。
「ガールズ&パンツァー 劇場版」について
- 見ていて気づいた事、思った事
- 家に帰ってから調べた事
- Web でどこかの誰かが言っていた事
などをちょくちょくメモっていて、二回以上見る知人用に One Drive で共有していたんだけどなんか見づらかった。
そういえばはてなのアカウントを持っていたのを思い出したのでこっちで整理することにしてみた。
ミリタリ的な細かい車種等については詳しくないので、詳しい人の話を聞きかじったまんま。
それ以外も割とゆるゆるなので間違っていたりするかも。
思い出した内容はだいたい入れたつもり。
不足や間違いとかあったら教えて下さい。
超ネタバレ。
エキシビション(ゴルフ場)
【ミリタリネタ】継続が観戦時に乗っていたかご付きの車
ベットフォード WHG 2tトラック
戦時中にフィンランドのヘルシンキの路面電車の会社が使っていたトラックで、路面電車の架線を直すためのもの。
軍用ではなく民生用。
制作にあたり、フィンランドのインターネットで捜索願いの様なものを出してまで資料を集めた。
【妄想】アリクイさんチームの挙動
まだ慣れていない(あるいは筋力不足?)のでフラフラしたりスピードも安定していなかったりしている?
特にタイトルロゴが出ている横からのアングルの時が分かりやすい。
【ミリタリ参考】チャーチルやマチルダ II の装甲は厚い
どちらも装甲が厚いので正面からはなかなか抜けない(特にチャーチル)。
撃破されたマチルダ II がやられたのは上面への攻撃によるもので遠方からの射撃では当てられなさそうな場所。
ちなみに、マチルダ II を撃破したと知波単学園が喜ぶシーンがあるが、スタッフコメンタリや書籍「アハトゥンク・ガールズ&パンツァー 2」では旧砲塔のチハでは撃破できない為、知波単学園の勘違いであるとされていた。
先に燃料タンクに命中していた方が知波単学園のものかも?
以上を踏まえてセリフを聴いてみると、
「知波単学園二号車、マチルダ II 命中!」(撃破したとは言ってないのであってる)
「おぉ~、聖グロリアーナ撃破!」(知波単学園は撃破はしてないけどチームとしては撃破している。ちょっと怪しい)
「快挙であります! 大戦果であります!」(チームとしてはマチルダ II の撃破が「快挙」「大戦果」であるかというと微妙。怪しい)
「すごいな! 聖グロから白旗なんてスチュアート以来だ!」(大洗は練習試合でマチルダ II を撃破していたのでこれは知波単学園の事。完全に勘違い)
という風にも取れ、ちょっとずつポジティブな勘違いをしている、という事なのかも。
(但し、ミリタリコメンタリでは鈴木貴昭氏が「上面だから(撃破できている)」と言っていた)
参考・各戦車の前面の最大装甲厚
聖グロリアーナ
車輌名 | 最大装甲厚 |
---|---|
マチルダ II | 75 mm |
チャーチル VII | 152 mm |
大洗女子学園
車輌名 | 最大装甲厚 |
---|---|
八九式中戦車 | 17 mm |
M3 中戦車リー | 51 mm |
IV 号戦車 | 80 mm |
ポルシェティーガー | 100 mm |
チャーチルの装甲には WoT でもとても助けてもらった。ただ仲間の盾として活躍しようと思っても速度がホントに遅いので前線に到着した頃にはあらかた片付いている事もよくあった……。でも速度は遅いけど登坂力はすごいんだから!
【ミリタリネタ】知波単が使っていたカメラ
九七式携帯写真機。軍用。
【その他】ミス?
ゴルフ場からの撤退時、上空からのシーンで木の影に隠れて見辛いが、 M3 と後続のヘッツァーと三突が重なってしまっている。
M3 の速度が遅くて軌道が妙に斜めになっている感じがする。
円盤では修正されるだろうか。→パッケージでは木の葉っぱが塗りつぶされて重なった瞬間は見えない様に修正されていた。 3D の修正はないのかもしれない。
の 4:55 あたりで確認できる(大きく表示しないと見えないかも)。
【ミリタリネタ】ゴルフ場から市街地へ移動する際に停めてあった車
シュタイヤー 1500A/01
エキシビション(大洗市街戦)
【ミリタリネタ】大洗の看板に戦車の名前とかいろいろ
- 薬局「エクセルシア」(ウエルシアがモチーフ)
- イギリスのエクセルシア(エクセルシアー)重突撃戦車。
- レストラン「ひとまる」
- 日本の 10 式戦車。
- 「ルクス」(エコスがモチーフ)
- ドイツの II 号戦車 L 型 通称ルクス。
- ほるもん「曹長」
- ほるもん番長がモチーフ。
- 「セイブセンセン」
- スーパーマーケットのセイブがモチーフ。
【設定】OY 防衛線
OY 防衛線の OY は後ろにある「大洗役場(Oarai Yakuba)」から。
(西住殿のセリフだと OI に聞こえるけど……。)
【細かい】手を振る西住殿
OY 防衛戦に相手チームを引きつけてきた西住殿が待ち伏せしていた部隊に手を降っている。
西住殿らしい演技。
【大洗】大勘荘
ウサギさんチームがノンナの IS-2 にふっ飛ばされてへし折った看板の「大勘荘」は大洗にある民宿で、丸山紗希の等身大ポップが置いてある。
何かと紗希に因縁が深い。
【細かい】
「OY 防衛戦崩壊しました」と無線で報告を受けている最中に、沙織が無線機を操作するとノイズ混じりの音声が途中からクリアになる。
【ミリタリネタ】やたらカラフルな車
八九式が九五式を押しながら撤退するのを上空から映しているシーンで、横の駐車場にカラフルなフォード Tf-c。
【謎】
大洗の市街地は劇中では戦車が走れるようにアスファルトではなくコンクリートになっていて、白っぽく描かれている。
(序盤の一部歩道は黒っぽくなっているのでアスファルトぽい)
カチューシャが IV 号を追いかけているシーン(みほの「左折して下さい」の直後あたり)で 2 カット、アスファルトの補修跡の様なものがある地面が見える。
コンクリートも補修するとああなるのか、一部はアスファルトなのか。
コンクリートだった場合、テレビシリーズ第 4 話の練習試合の跡?
【かわいい】CG カチューシャ
曲がり松商店街でカチューシャとノンナが IV 号戦車を追いかけている時、キューポラから乗り出したカチューシャが発砲を指示する動きをしててかわいい。
生コメンタリー上映会で、この動きは旧ソ連軍の手旗信号を元にしている事が語られた。
【かわいい】天井で体を支える沙織
階段を降りている最中、揺れる車内で天井を使って体を支えてる沙織がかわいい。
ラリーのコ・ドライバーみたい。
【細かい】礼儀正しいノンナ
ノンナは神社の階段を降りる前、カチューシャと話しながら後ろを振り返って手を合わせて礼をしてる。
【細かい】KV-2
海から上がってきた KV-2 の砲身には海藻がぶら下がっているが、最初の砲撃で吹っ飛び、以降はなくなっている。
この海藻は 3DCG で描かれている事が生コメンタリー上映会で語られた。
また、 KV-2 が上がったところが砂浜ではなくぬるぬるした岩の上だった為、横転してしまったとの事。
【その他】初撃破!
毎回砲撃を外し、今回も砂浜で二度あさっての方向に発射している桃ちゃんだが、今回はついに(狙っていたフラッグ車とは別の急に飛び出してきた)クルセイダーを撃破した。
その時、ヘッツァーの砲撃の前はきちんとフラッグ車を捉えていたのだが、撃った瞬間角度が変わってしまっている。
妄想すると
- 撃つときに力みすぎてしまい、変な方向に砲を向けてしまう
- 桃ちゃんがうるさいので発砲のたびに操縦手の柚子ちゃんがビクってなってる
- 柚子ちゃんの嫌がらせ
砲撃の瞬間、車体ごと動いている様に見えるかも。
パッケージ版で確認したら、砲身と照準器だけが動いてた。
柚子ちゃんごめんなさい。
【かっこいい】しっかり者ノンナ
アクアワールド茨城県大洗水族館でカチューシャがフラッグ車を守って決着がついた時、後ろを取られない様に階段の下をノンナが守っていてかっこいい。
エキシビション後〜大学選抜試合前夜
【設定】「World of SPG」
ネトゲチームがやっているガチャガチャや自宅でプレイしている PC ゲーム?
(エキシビションで福田が頭をぶつけていた看板も「World of SPG」らしい。)
SPG は自走砲の事?
World of Tanks の自走砲版?
【妄想】部隊名?
華さんの電話中、ひまわりと朝顔(らしきもの)がある。
たんぽぽがあれば大学選抜チームとの試合の時の部隊名の由来かなと思ったんだけど……。
朝顔の前にあるのがたんぽぽぽく見えなくもないので、そう思うことにしとく。
「どこでも花は咲けるわ。心が萎れないかぎり」
また、大洗のメンバーの好きな花が決まっていてそれも関係あるかと思ったんだけど、朝顔だけ辻褄が合わなかった。
ちなみに大洗から朝顔に行ったウサギさんチームの車長、澤梓が好きな花は白いかすみ草なので、たんぽぽ中隊、ひまわり中隊、白いかすみ草中隊ではどうか。
【妄想】食べてる?
華さんが電話中に手で持っているヒマワリのタネを食べている様な仕草を見せる。
本当に食べているかは携帯電話で口元が隠れてしまっている為不明。
(生コメンタリー上映では「食べてない」、「どう見ても食べている」とスタッフがコメントしていた)
パッケージ版で確認したところ手を下ろした後に、 2 コマだけまだ手にタネを持っている絵があったので、食べていなかったと結論。
実はこのシーンは華さんが(転校先で「どこでも花を咲かせる」為に)花の種を集めているといういいシーンだった。
この後で 1 人だけコンビニの袋の様なものを持っているのは、中に集めた種を入れている為という事がミリタリコメンタリで語られた。
【その他】iMo
華さんの携帯にも iMo のロゴがある。
多分、 PC とかと同じ OS。
【謎】KEEP OUT 〜体重をキープする〜
夜に立ち入り禁止の学園内にみんな入っているのが謎。
KEEP OUT のテープが貼られた校門は開いていたのでテープは剥がした?
文科省役人が
「君たち、勝手に入っては困るよ」
と言っていたので"勝手に"ではなく何か手続きを踏んだのか、勝手に入っちゃったのか。
また、大野あやは山郷あゆみちゃんに暴言を吐いたので死罪に処したい。
【かわいい】うさぎ小屋の一年生
ウサギを持ち上げてニーっと笑う桂利奈がかわいい。
【細かい】ネットゲームならいつでも会える
ねこにゃーがネトゲチームの面々と(ネット上で)いつでも会えるから寂しくないというチャットをしながらゲームをしている。
が、その直後にももがーとぴよたんに同時に宣戦布告されマウスカーソルがプルプル震えてる。
また、画面のマップ上にはあんこうや納豆など大洗や水戸の名産品のアイコンが。
【楽屋】みほの落書き
みほが荷造りしているダンボールに描かれているボコは水島努監督によるもの。
https://twitter.com/tsuki_akari/status/672398129392517120
劇中1カットだけ、ボコを描かせてもらいました。すみません。
#garupan
— 水島努 (@tsuki_akari) 2015, 12月 3
【ミリタリネタ】滑走路灯
C-5M スーパーギャラクシーの滑走路灯として九五式小型乗用車が並べられている。
【細かい】ぷるぷるしてる
C-5M スーパーギャラクシーが飛び立つ際にねこにゃーとももがーは手を上に挙げて念を送るようなポーズ。
ぴよたんはそれを横で見てる。
【ミリタリ参考】C-5M スーパーギャラクシー
C-5M スーパーギャラクシーは実際には大洗の戦車を全部運ぶ能力はない。
実際の C-5M は積載量 160 t。大洗の戦車は全部で 210 t。
軍事考証の鈴木貴昭氏はスーパーギャラクシーではなくウルトラギャラクシーと呼んでいた。
のだが、ミリタリートークショーで、スーパーギャラクシーでも燃料を満タンにしなければ積載量的には問題がなく、体積的にも問題がない事から飛行可能である事が明らかにされた。
ただし、空中給油が必要との事。
また、制作にあたりマニュアルを購入し、コックピットのコンソール等かなり忠実に再現されているとのこと。
生コメンタリー上映会では、マニュアルは購入したのではなく、もともと持っていたものだという事が C-5M 担当の二宮氏より語られた。
【細かい】黒板の寄せ書き
あまり長い時間映らないので全部読むには何度も見る必要があったんだけど、まとめて公開してくれている人がいる。
劇場版の黒板寄せ書き更新です(=゚ω゚)ノ
— おぷと (@Opppppt) 2016, 1月 3
ヨヨあきさん(@TM_aki_ )、ぬーんさん(@greenmizu )
他、多くの方の情報提供に感謝です! pic.twitter.com/JoIPr7mVOD
いろいろ面白かったりグッときたりする。
【その他】誰の荷物?
学園艦を見送るシーンで、ネトゲチームの後ろにある赤と黄色の大きい荷物が何か分からなかったが、自動車部の工具箱である事が生コメンタリー上映会で語られた。
試合前夜の自動車部のシーンに映っているのはこの荷物?
【大洗】エキシビションの跡
バスで廃校へ移動する際に、 KV-2 に撃たれた大洗ホテルと大洗シーサイドホテルの被弾箇所にブルーシートが掛かっているのが見える。
また、実際に大洗シーサイドホテルでは設備点検で営業できない日に、劇中と同じ箇所にブルーシートをかける演出が行われた。
【細かい】優花里の料理
優花里が料理しているスープの具材は優花里がおたまでかき混ぜたあと、それに追従するように遅れて動いているというこだわりが生コメンタリー上映会で語られた。
【細かい】LAPES 投下
C-5M スーパーギャラクシーが LAPES 投下時に車輪を出しているのは
- 空気抵抗を増す事で速度を落としている
- 車輪を出さないとハッチが開かない仕組み
など意見があったが、 LAPES 投下は重量の変動が大きく難易度が高い為、着陸もできるように車輪を出しておくという事が生コメンタリー上映会で語られた。
但し、あの場所で万が一着陸という事になれば陸橋ごと大洗のメンバーをふっ飛ばしていくことに……。
ちなみにテレビシリーズ第 2 話でも蝶野亜美の乗る 10 式戦車を C-2 (コメンタリでは C-2 は 10 式戦車を運べないので C-2 改と呼んでいた)で投下しているが、そこでも同様に車輪を出していた。
【その他】歴女のボードゲーム
三突の上で歴女たちがボードゲーム(ガールズ&パンツァーのボードゲーム「ぱんつぁー・ふぉー!」の基となった「ワールドタンクバトルズ」?)を遊んでいるが、そのコマはあとで配置を変えやすいように 3DCG で描かれている事が生コメンタリー上映会で語られた。
【ミリタリネタ】マチルダ(雑誌)
夜、みほ以外のあんこうチームが眠っている時に、沙織の枕元に置いてある女性向けぽいデザインの雑誌のタイトルが「マチルダ」(Matilda?)であることが生コメンタリー上映会で語られた。
【ミリタリネタ】ボコミュージアムの看板の両脇にある看板
左:魚剣 = Sword Fish(イギリス軍の攻撃機) TV シリーズ 4 話で IV 号が追いつめられるシーンに登場している。実際の大洗にあるのは「魚忠」。
右:クビンカ荘 = ロシアのクビンカ戦車博物館が由来。
【ミリタリネタ】日本戦車道連盟
日本戦車道連盟の庭に置かれていた戦車は マーク A ホイペット中戦車。
【ミリタリネタ】みほが帰省に使った船
みほが実家帰省時に乗っていた船は春日型装甲巡洋艦(がモデル)。
【ミリタリネタ】普通、女の子の家にはないもの
みほの部屋にリボンのついたパンツァーファウストが置いてある。
戦車道で使っていいのだろうか。
生コメンタリー上映会で、あれはガルパンの世界に存在する架空のアニメ「魔砲少女・マジカルパンツァーファウスト」に出てくる魔法のステッキである事が語られた。
【ミリタリネタ】鮭じゃない
みほが実家に持っていたお土産にまほのメモ書きが添えてある。
そのメモの文鎮代わりの熊の人形が対戦車砲を咥えている。
【設定】みほと II 号戦車
みほがまほに駅まで送ってもらっている時に乗っている戦車は II 号戦車。
回想シーンに出てくる戦車も II 号戦車。
公式サイトのプロフィールに載っているみほの好きな戦車も II 号戦車。
【ミリタリネタ】蝶野教官のヘリコプタ
蝶野教官が西住家訪問の際に利用していた観測ヘリコプタは OH-1 (ニンジャ) A. 陸上自衛隊。
【ミリタリネタ】島田流家元の本棚
「婦人公輪」、「戦車と私」、「本当にあった怖い戦車」。
【細かい】みほのお土産
みほが実家の熊本から大洗に持ち帰ったお土産はからし蓮根ぽい?
【その他】大量のパイプ椅子
桃ちゃんがリヤカーで引いている大量のパイプ椅子は、1人の担当者がひと夏を捧げて描き上げた事が生コメンタリー上映会で語られた。
「担当者はもう当分パイプ椅子は描きたくない」とか、「 KV-2 の海藻やら、ボードゲームのコマやらが 3DCG なんだから、これも 3DCG でもよかったのでは」という話も。
手描きの良さは十分感じるけど、 3DCG だったらどうだったんだろう。少し気になる。
【妄想】なんできゅうり?
風紀委員の三人がやさぐれてきゅうりをかじっているのは髪型がおかっぱだからという説。
【細かい】つながる眉毛
やさぐれた風紀委員は眉毛のお手入れも怠ってしまった為、左右が繋がってしまっている事が生コメンタリー上映会で語られた。
生コメンタリー上映会ではゴモヨの眉毛と言っていたし、上記、電撃オンライン等のニュースサイトにもそう書いてあるが、つながっているのはパゾ美の眉毛では?
【妄想】文科省役人の名前
会長が持っている念書に役人の名前として辻康太と書いてある(廉太説もあり)。
旧日本陸軍参謀の辻政信に由来するという説が有力?
また、キャラクターデザインの島田フミカネ氏の以下のツイートがあった。
https://t.co/ZHKVGqtqEe 特に必要な訳ではなかったんだけど、知波単の先代隊長(テレビ本編で黒森峰にズタボロにされてたときの隊長)も考えてはいました。名前は辻つつじ。
— 島田 フミカネ (@humikane) 2016, 2月 2
苗字が被っている事から知波単学園の先代隊長と文科省役人は血縁者ではないかという妄想(キャラクタ的にも似ている感じがする? パーツというよりは佇まいとか仕草とか)。
もしかして廃校になる予定だったのは知波単学園の方で、それを避けるために代わりに大洗を廃校にしようと躍起になっていた娘想いのお父さんという超妄想。
ガルパンの中では彼が悪い部分を一手に引き受けてくれているお陰で他の登場人物がみんないい人でいられると思ってたんだけど、実は彼も根っからの悪人ではなかったのかもしれない(悪くないとは言ってない)。
【かわいい】お〜!
そど子の「あんたもオーとか言いなさいよ!」のあとにその横と後ろで華、沙織、ゴモヨが「お〜!」と言っているのがかわいい。
【設定】試合の場所
大洗から移動に利用していた船はさんふらわあ。
大洗と苫小牧を結んでいるため、試合は北海道で行われていた?
(ダージリンの詩の中にも"北の地にて"とある。)
【細かい】試合前夜の過ごし方
試合前夜にレオポンさんチームは戦車道のルールブックと設計図の様なものを見ている。
後に出てくるモーターの改造はこのタイミングで一晩でやった事が分かる。
(旧上岡小学校での生活中にも何か作業をしている描写はある。)
大学選抜前半戦(カール撃破まで)
【ミリタリ参考】学園十色です!
各高校が転校してきた時にメドレーで流れる劇伴はそれぞれの高校がモチーフにしている国に関係する曲。
- 黒森峰
- パンツァー・リート(ドイツの行進曲)
- サンダース
- リパブリック賛歌(アメリカ合衆国の民謡・愛国歌・賛歌であり、南北戦争での北軍の行軍曲)
- プラウダ
- カチューシャ(戦時中に流行したソ連の歌謡曲)
- 聖グロリアーナ
- ブリティッシュ・グレナディアーズ(イギリスの行進曲)
- アンツィオ
- フニクリ・フニクラ(イタリアの大衆歌謡)
- 継続
- サッキヤルヴェン・ポルッカ(フィンランドの民謡)
- 知波単
- 雪の進軍(日本の軍歌)
- 大洗
- 戦車道行進曲(ガルパンオリジナル)
軍歌を含む世界の国々の曲が一つのメドレーになっているってすごいと思った。最後に戦車道行進曲で統括するのもいい。名曲。サントラ買って。
【設定】なぜアンツィオは P40 ではなく CV33 を持ってきたのか
アンツィオはなぜ自慢の P40 重戦車 ではなく CV33 で来たのかはドラマ CD と劇中に挿入されるニュースサイトの記事の様なものにヒントがある?
ドラマ CD では各校の隊長がそれぞれの戦車を交換して乗るというストーリーが収録されていたが、 P40 はダージリンに粗い操縦をされてそれを見ていたアンチョビが狼狽えるシーンがある。
また、ニュースサイトの記事の右上に「P40 の長期入院にアンツィオ高校が寄付を呼びかける」というニュース速報が流れていた。
ダージリンに P40 を壊された可能性。結果 CV33 が大活躍したのでダー様ナイスなのかもしれない。
ニュースには他にも中立高校が戦車道連盟に加盟するとか、継続所有の KV-1 にプラウダが異議を申し立ててるとか仕込んでる。
http://blog-imgs-88.fc2.com/2/c/h/2chmokomokocat/ZQpKqGd.jpg
【ミリタリ参考】大学選抜チームの戦力について
大学選抜チームの戦力は以下。
大洗側と数では対等になったとは言え、大洗との戦力差はかなり大きい。
- センチュリオン(主力戦車) x 1
- 戦車道の規定範囲でギリギリ使える戦車。第二次大戦終結までに設計は終了していたが、活躍したのは戦後。第二次大戦までは戦車はドイツの重戦車、中戦車、軽戦車、豆戦車、駆逐戦車などや、イギリスの巡航戦車、歩兵戦車などの役割に応じた分類がされていたが、戦後は各国で走攻守のバランスのとれた主力戦車にほぼ一本化された。センチュリオンは最初の主力戦車。但し、とても燃費が悪い為最後まで戦力を温存していた? センチュリオンの駆動音は他とかなり異なっているのも世代の違いを感じられてラスボス感が出てる。かっこいい。
ちなみにイギリス好きの軍事評論家の岡部いさく氏は TV シリーズ第 10 話のオーディオコメンタリで「戦車道で乗るとしたらどの戦車がいいか」という質問に、
と回答していた。
- M26 パーシング(重戦車) x 24
- ドイツの戦車に対して M4 シャーマンでは力不足を感じたアメリカが開発した重戦車。第二次大戦後期に活躍。
- M24 チャーフィー軽戦車 x 3
- M3/M5 軽戦車の更新用として作られた戦車。
- カール自走臼砲 x 1
- 劇中にもあったように 600 mm の弾を発射するドイツの臼砲。走行速度は最大でも 10 km/h 程度で移動や砲弾輸送には別の専用車両が必要だった。
- T28 重戦車 x 1
- ドイツの重戦車に対抗すべくアメリカが開発した重戦車。中戦車の方は T-28 とハイフンがつく(沙織のノートには両方共ハイフンがついていた)。砲塔がないので正面以外には発砲できない。その為細い路地や橋などを選んで移動していたように見える。殲滅戦だったので勝利するには T28 も撃破する必要がある事や、前面装甲はマウスより厚い 300 mm(マウスは 250 mm)で、大洗側の火力では正面からの撃破は不可能だった事から、確実に撃破するには一番装甲の弱い下面(の更に部品の継ぎ目)への攻撃が必要と判断し、ダージリンは撃破される事を覚悟の上であの様な作戦を取ったのではないか。
【ミリタリネタ】作戦会議のテント前に置いてある自転車の様な乗り物
作戦会議のテントの前にシムズ・モータースカウト(Simm's Moter Scout)が置いてある。
自転車みたいに見えるけど、動力あり。世界で最初の装甲車とか戦闘車両とか言われている。戦車のご先祖様みたいな兵器。
そもそもは車両ありきではなくて機関銃は強いけど重くて運用が大変だから動かせるようにしたよ的なノリっぽい。
イギリス製なのでダージリンが乗ってきた?
【その他】気になるフレームレート
大洗連合の 29 輌(偵察に出ている CV33 以外)を上空から見ているシーンのフレームレートが妙に低く、途中で急に滑らかになる。
該当シーンは本当は一輌しかいないはずのマチルダ II を二輌描いてしまった為、かなりギリギリのタイミングで修正した場面らしいのでそれが影響している?
【設定】パンターの乗員
カールの砲撃で行動不能になったパンターのうち片方に黒森峰時代にみほが水中から助けた赤星小梅が搭乗している(車長?)。
命の恩人の窮地を知り志願したのかとかいろいろ妄想すると胸熱。
ちなみにもう一方のパンターには TV シリーズで
「うわぁあ! 直したばっかりなのにぃ!
この〜、うちの履帯は重いんだぞ!」
でお馴染みの通称直下履帯子さんが登場しているが、彼女の参戦理由は何かあるのかな。
彼女にとってはおそらく憎きヘッツァーと同じ部隊になっていたけどどんな心境だったんだろう。
【その他】登場人物が部隊名を間違えている
会長はひまわりなのに朝顔と言ったり(カールの砲撃に動転しちゃったとかで一旦無理やり納得しておく)。
【ミリタリ参考】二〇三高地
二〇三高地は日露戦争での激戦地。
双方とも多数の被害を出しながらも最終的には日本が勝利した。
ソ連の戦車を多く運用しているプラウダが二〇三高地を例えに出すのはなかなか縁起が悪い。
なのでカバさんチームに
「プラウダはどんな戦いか知っているのか?」
「負ける気か?」
と言われてしまう。
そして、結果、撤退時にプラウダの車両はカチューシャを除き撃破されてしまう。
【かわいい】ダー様の正座
会敵したダージリンが発砲を受けて車内に身を隠した時、正座しててかわいい。
ダージリンより手前にいるアッサムも目を閉じてなんか優雅に揺れてるのもいい。
【かわいい】ケイのエセ英語1
ナオミが知波単を援護しようとするも集中攻撃を受けて「援護不能! 援護不能!」の後、ケイのエセ英語「Shit!」がかわいい。
【かっこいい】ノンナの IS-2
ノンナがカチューシャを逃がす為に、被弾して燃料タンクが炎上しながらも体当たりでパーシングを食い止める。
さらに機銃で撃たれ続け、無事だった他のタンクも炎上しつつも体当たりは止めず、更に相打ちを覚悟しながら奥のパーシングを撃破していてかっこいい。
関連は何もないけど、フルボッコされながら敵を食い止める様はテレビシリーズ最終回のポルシェティーガーを思い出す。
【細かい】これが島田流!
観戦中の島田流家元の千代さんは雨傘と日傘を使い分けている。
【かわいい】
ウサギさんチームとアリサの絡みで「ドンマイ!」と言った後の山郷あゆみがウインクしててかわいい。
その間、宇津木優季は目を輝かせて、大野あやはなんか悪い笑みを浮かべている。
梓「アリサさん、元気だしてくださいね!」
桂利奈「1 人も楽しいですよ!」
あや「ファイト!」
あゆみ「ドンマイ!」
優季「戦車が恋人でいいじゃないですか〜」
桂利奈の台詞は特撮オタクの彼女らしい言葉。
優季の台詞はテレビシリーズで「何人くらいと付き合ったんですか?」と聞かれて落ち込む沙織に優季がかけた言葉と同じ。
【妄想】秋山殿とクビンカ戦車博物館
TV シリーズ第 11 話でマウスが登場した時に、優花里が
「マウスです!
すごい……! 動いてるところ初めて見ました……」
と呟いている事から、動いていないマウスは見たことがありそうだった。
さらに今回劇場版でシュトルムティーガーとの記念写真があった事から、クビンカ戦車博物館に行った事があるのではないかという説(クビンカ戦車博物館にはマウスとシュトルムティーガーどちらも展示してある)。
また、TV シリーズの第 5 話で
- 理容室の背景美術に戦車の写真
- 表彰状のような物
- 秋山好子の若かりし頃の写真のようなもの
等があり、娘の優花里の戦車好きは若いころに戦車道を嗜んでいた母親の影響である可能性が指摘されていたが、今回の記念写真も母親と一緒に写っている事でよりその可能性が高まった。
父親の秋山淳五郎は戦車道にはあまり関心がなさそうなので、そもそもクビンカ戦車博物館には行ってないのか、あるいは撮影をしたのが淳五郎なのか。
【ミリタリ参考】BT-42
BT-42 はソ連の BT-7 を鹵獲したフィンランド軍が砲を載せ替えて改修した戦車。
劇中で大きくジャンプをして崖を飛び越えた BT-42 だが、元の BT-7 が大きなジャンプをする動画がある。
これを見ると BT-42 のジャンプはできそうかもと思えてくる(ジャンプ台的なものがあれば)。
https://twitter.com/OPERATORCHAN/status/689352005236686848
オマケ・レストアされた BT-7 の様子。最後の方に履帯無しで走行する姿が
https://www.youtube.com/watch?v=1h8yhKUXQoU
ちなみに BT-7 は水島努監督お気に入りの戦車らしい?
【ミリタリネタ】カール・ヴォルフ
ペパロニから「カール」と聞きアンチョビが「カール・ヴォルフ?」と聞き返した。
「カール・ヴォルフ」はナチス・ドイツ親衛隊の将軍。
「カールっすよ!」
「カール・ヴォルフ?」
「違います!」
「じゃあカールってなんだ?」
「カール自走臼砲っす!」
【設定】カールのいた場所
カールのいる高台へと続く橋は北海道の「タウシュベツ川橋梁」がモデルになっているというウワサ。
【設定】継続の三人組
継続高校の三人組はフィンランドつながりでムーミンのスナフキン(ミカ)、ムーミン(アキ)、ミィ(ミッコ)、ニョロニョロ(アキの髪飾り)がモデルとのこと。
アキの髪留めは、あの謎生物モチーフだったりします
— 島田 フミカネ (@humikane) 2015, 12月 26
また、ミカ、アキ、ミッコともに男性の名前(在日フィンランド大使館がツイート)。
ちなみに@garupan に出てくるミカ、アキ、ミッコ、フィンランドではどれも男性の名前だよ。 https://t.co/xiFIxgzfmi
— 駐日フィンランド大使館 (@FinEmbTokyo) 2015, 11月 26
【細かい】クリスティ式
BT-42 が突撃する前のシーンで操縦席の横にちゃんとハンドルが置いてある。
【ミリタリ参考】CV33 アレコレ
ミリタリートークショーで以下の事が語られた。
- CV33 には基本的に 3 人乗ることはできない。ペパロニの後の燃料タンクを外してスペースを作り、外した燃料タンクの代わりに車外にドラム缶を積むという案もあったが、そうすると CV33 のモデルを作り直す必要があり、断念。結局、どう乗っているかは視聴者の想像に委ねられる事になった。
- CV33 はひっくり返るとキャブレターに燃料が行かず、エンジンが動かないらしい。なので「機体を回転させろ!」という角谷杏の要求には応えられないはず(そもそもひっくり返った状態で履帯を動かしてなんで回転するんだろう?)。
- CV33 はラジオ(無線機?)がついていないので、実際に無線通話する場合には外側に大きなアンテナを付ける必要があるのだが、その為にはおそらくモデルを作り直す必要があり、そのままになっている。
【謎】劇場版最大の謎?
前後の落ちた橋から八九式中戦車と CV33 がどうやって復帰したのか謎。
仮に八九式中戦車はヘッツァーと同じように CV33 を使ってジャンプできたとしても(できません) CV33 はどうしようもないんじゃ……。
大学選抜後半戦(遊園地)
【妄想】遊園地のモデル
合が行われた場所は北海道帯広説が有力で、遊園地は廃園となっている「グリュック王国」がベースに、各地の遊園地をモチーフにしたオブジェクトが揃っている。
【ミリタリネタ】トータス重駆逐戦車
T28 についてダージリンが
「私たちもトータスを持ってくればよかったわ」
と言っている。
トータスとはイギリスの重駆逐戦車。
もう少しあとのシーンで「TORTOISE LAND」(トータスランド)に「きかんしゃトーマス」の様な顔が付けられたオブジェが出てくる(トーマスとトータスのダジャレ)。
【妄想】中央広場
大洗が中央広場で整備を行っているカットがあり、
「中央広場、あと 3 分で整備終わるよー」
と自動車部が言っている。
もしかして、戦車以外にヴォイテクも自動車部が(ついでに)整備してたら熱いなぁと思ったけど、他に描写はなかった。
【設定】YO 地点
大洗が包囲された YO 地点は「野外音楽堂」(Yagai Ongakudo)から。
ちなみにテレビシリーズの西住姉妹の決戦の場所は HS と言っていたのでおそらく High School。
前述の OY 防衛線とか、毎回単純な省略が好きみたい。
【ミリタリネタ】ミフネ作戦、行きます!
ミフネ作戦は映画「1941」の三船敏郎から。観覧車が転がるシーンがあるらしい。
【ミリタリ参考】観覧車先輩
転がる観覧車を見て歴女が出した戦車の名前。
- ツァーリ・タンク
- ロシアが開発した戦車で二輪ではなく後輪のある三輪車。試作で大失敗。
- パンジャンドラム
- イギリスが開発した爆雷。こっちは二輪。ノルマンディー上陸作戦で使う予定だったが、実験中にあらぬ方向へ行ったり倒れたりして開発中止。
どっちもどっち。
【かっこいい】カチューシャはかっこいい
ウェスタンのセットでポルシェティーガーが建物を突っ切ってドリフトしながらパーシングを撃破した直後、その後ろにいたアリクイさんの三式中戦車が別のパーシングに狙われているのをカチューシャの T-34 が身を挺してかばっている。
ポルシェティーガーの活躍とその直後のネトゲチームの装填に持ってかれている感じがするけど地味にかっこいい。
カチューシャは他のシーンでも勝つためには自分がやられる事を厭わない精神があってかっこいい。
例えば……
- エキシビションの最後に自分を盾にしてチャーチルを守ったり
- 逃げろというノンナに「逃げるなんて隊長じゃないわ」と言って逃げなかったり
- エリカの Tiger II がルミのパーシングを撃破できたのも、まずカチューシャがルミに体当たりして動きを止めるアシストがあった為(結果カチューシャは別のパーシングに撃破されてしまう)
この辺りの精神はノンナを筆頭に他のプラウダメンバーに引き継がれていて、山頂からの撤退シーンに表れていたんじゃないかなぁと妄想。
逆(プラウダのメンバーが自分を守っている事にカチューシャが影響を受けた)もあるかなぁと思ったけど、エキシビションの時にもダー様を庇っているしカチューシャがもともとそういう性格だったんじゃないかと思う。
ノンナも
と言っているし。
但し心はシベリア平原の様に
「広くても寒そうです」
(TV シリーズ第 9 話)。
TV シリーズ見ていた時はこの台詞をノンナの皮肉程度にしか思ってなかったんだけど、ちゃんと意味があるような気がしてきた。本当は広いのにそう見えないとか。ツンデレっぽい感じ。
【細かい】マカロニ作戦 Twei
カバさんチームのマカロニ作戦 Twei が失敗したのは「たぬき食堂」という和風の店の前にハンバーガーの自販機でカモフラージュしてしまったから。
「それはない」
【ミリタリネタ】陸上巡洋艦 P1000 ラーテ
アヒルさんチームと知波単が戦った戦車の形をした建物はドイツで計画された陸上巡洋艦 P1000 ラーテがモデル。
実現すれば重量 1,000 t になる予定だった(ちなみにマウスは 188 t)。
【かっこいい】知波単学園の成長
「鵯越ですな!」
園内に侵入したセンチュリオンに対していつもの様に突撃している様に見えるけど、相手がセンチュリオンでなければよい奇襲作戦だったと思う。
揃って坂を下っていくのをカメラが追っているカットや、福田と八九式の連携は見れば見るほどかっこいい。
スペック差がなければ……! と知波単学園を応援したくなる名シーン。
知波単学園はもう少し前に水中からのゲリラ作戦や、ラーテ型の建物でも活躍、撃破していたけど、撃破されてしまったこのシーンの方が圧倒的にかっこよかった。
【細かい】チャーフィーの白旗
M3 がジェットコースターのコース上のチャーフィー x 2 を撃破した時に上がる白旗が異様に大きい。
チャーフィーがカメラからかなり遠くにいる為、撃破された事が分かるような配慮?
【細かい】ヘイ、タクシー!
CV33 にタクシーとして利用された b1 bis だが、 CV33 が降りたあとを見ると CV33 が乗っていた部分のパイプが凹んでいる。
【かわいい】ケイのエセ英語2
バミューダアタックに翻弄されたケイの「Whoops」がかわいい。
【その他】
T 型定規作戦で水面を渡りきった CV33 がセンチュリオンにあっさり撃破された時の音がなんか面白い。
台詞と効果音のタイミングが絶妙で、ズッコケる様な CV33 の動きもコミカルで面白い。
「タンケッテ最強!」
【細かい】謎のスイッチ
レオポンさんチームが新たに取り付けた EPS (電動パワーステアリング)ポタンの横に「STEALTH」と「V-TOL」(垂直離着陸)のスイッチがある。
飛ばすつもりか。
ステルスといえばポーランドの PL-01 がステルス性能を持つことで話題になったりしていたけど、似たような機能なんだろうか……。
たしかに戦車道にはステルス性能や飛行性能に関する規定はなさそうだけど。
【その他】ミミミのパーシング
2:1 になった時だけ、電光掲示板の表示が
M26パーシング□
M26パーシング△
M26パーシング◇
になっている?
パッケージ版でも修正なし。
【かっこいい】西住ターン
愛里寿と西住姉妹の 2 : 1 になって早々に IV 号が西住ターン(TV シリーズの最後に見せた一気に後部に回り込む作戦)を仕掛けるも、
センチュリオンの旋回速度には敵わず、 IV 号のドリフトが終わり動きが止まる頃には逆に正面を向けられて返り討ちにあってしまう。かっこいい。
【妄想】愛里寿のハンドサイン
榴弾を指示している? HEAT 弾の H の形という説。
【ミリタリネタ】パンジャンドラム、再び
中央広場には前述のパンジャンドラムがモチーフの遊具がある。
愛里寿が V2 ミサイル(形のオブジェ)で支柱を破壊し転がるパンジャンドラムの隙間を IV 号がすり抜けていた。
最後は愛里寿に直接中心部を撃たれ、その破片が後のヴォイテクに当たり動き出す。
【その他】IV 号・ティーガー I とセンチュリオンの作戦
お互い、同じ作戦を二度試している。
IV 号とティーガー I は遊具を回り込みながらお互いの前後を入れ替える動きを取っている。
撹乱のため?
おそらく二度目をやろうとした時にメリーゴーランドを突っ切ってきたセンチュリオンに体当たりを受けてスピンしてしまう。
センチュリオンもそれより前に別の遊具を突っ切って同じ様な体当たりを試みているがその時は失敗している。
【妄想】試合後の IV 号
センチュリオン撃破直後の IV 号は
- 増加装甲のシュルツェンがほぼ取れていた
- センチュリオンに突っ込んだ砲身が短くなっていた気がする
- 右側の転輪や履帯がセンチュリオンの砲撃でなくなっていた(倉庫では全部ついている。 TV シリーズ最終回では転輪がはじけ飛んでいるという違いはある)
- 左側の履帯は見えないが、その後まほの Tiger I に牽引されている場面では履帯がなくなっていた事から切れてしまっていた可能性が考えられる
これは、TV シリーズ第一話の倉庫に格納されていた IV 号戦車 D 型とかなり近い形になっている。
TV シリーズのラストでも似たような状態になっており、スタッフが意図的にこの状態にしていた事がコメンタリで明らかにされている事から今回も意図があったのでは?
【かわいい】IV 戦車からの降り方
それぞれみんな降り方に個性がある。
特に麻子がカッコよくスマートに降りているのと、華さんが降りたあとゆっくり体を起こすのがカッコカワイイ。
決着後〜エンドロール
【細かい】元気なおばぁ
勝利宣言後、観客席のおばぁが TV シリーズ最終回で見せたダンスを踊ってる?
最前列にいるけど、手前に人がいるのでちょっと見辛い。
【細かい】あやのメガネ
劇場版であやのメガネは左右両方とも割れてしまい「勝ったの?」と言っている。
試合の様子も見えていなかった模様。
【その他】ケイとヴォイテク
愛里寿がヴォイテクに乗って現れた時、ケイの目の前を横切って現れるのだが、最終的にケイの目の前で止まる。
ケイは瞬間移動の特殊能力者だとか、同じ時間に起こったことを違うカメラで別々に撮影して繋げたものだとか、ケイのコスプレをした二人目がいるだとか。
→パッケージ版で最初のケイが大野あやに修正された。
【その他】自由な継続
試合後の面々は撃破された場所が近いメンバーが集まっている。
でも継続だけそのまま帰っちゃう。
TV シリーズの蝶野教官曰く、
「戦車道は礼に始まり礼に終わるの」
なのに。
でもガルパンって礼で始まるシーンはあるけど、ちゃんと礼で終わってるシーンってサンダース戦しかないんだよな。
会話したり握手したりはあるんだけど。
【妄想】つづく説
エンドロール前の最後シーンが継続高校→継続→つづくというメッセージ? という説。
【その他】観覧車先輩
エンドロールの最初に描かれている観覧車先輩はもともと観覧車があった高台とは反対の方向からやってきた様に見えるので、相当距離を移動した事に。
生コメンタリー上映会では映像で描かれていない観覧車先輩のエピソードがあるらしい事が語られた(尺の都合でカットされた?)。
【ミリタリ参考】
各校が乗っていた乗り物は以下。
【設定】クラーラの楽器
クラーラが演奏している楽器はバラライカというロシアの弦楽器。
【その他】左衛門佐唯一の開眼
エンドロールで土産物を物色中の左衛門佐は顔の左側が見えていて目が開いている。
劇場版では両目揃って開いているシーンにはならなかったが、左衛門佐はテレビシリーズの時も最終話のエンドロールでも左目を開けていてその時は両目とも見えている。
【ミリタリネタ】ヴォイテク!
愛里寿が寄贈した砲弾を背負った熊の遊具につけた名前の「ヴォイテク」は、実際にポーランド軍に所属し、弾薬の運搬などをしていたシリアヒグマのヴォイテクが元ネタ。
勝利宣言後から主題歌が流れるまでにかかっている劇伴の曲名も「ヴォイテク!」。
【細かい】
ももがーが眼帯を取って学園艦を探してる(手に持っている)。
ちなみに、ここでは左衛門佐は片目のまま。
語尾といい、キャラが安定しないネトゲチーム。
【細かい】目のいい二人
ラストの甲板に大洗の一同が揃っているシーンで最初に学園艦に気づくのは視力が 2.0 ある麻子とそど子。
その他
劇場版特報映像
公開当初から PV 詐欺とか詐欺予告と言われていた動画。
40 秒あたりに出てくるキーワード群を内容に照らしあわせて解釈してみる。
「王道」「絶望」「希望」「友情」「信じる心」あたりはいいとして……。
テレビシリーズと劇場版の違い
兼役まとめ
- 角谷杏(生徒会・会長)、白ネコ(ボコミュージアム)
- 福圓美里
- 近藤妙子(バレー部・通信手)、アンチョビ(アンツィオ)
- 吉岡麻耶
- カエサル(歴女・リーダー・装填手)、秋山好子(優花里の母)
- 仙台エリ
- 左衛門佐(歴女・砲手)、浜田(知波単)
- 井上優佳
- 山郷あゆみ(一年生・砲手)、アナウンス(潮騒の湯)
- 中里望
- 阪口桂利奈(一年生・操縦手)、池田(知波単)
- 多田このみ
- 宇津木優季(一年生・通信手)、篠川香音(メガネ審判員)
- 山岡ゆり
- 大野あや(一年生・副砲手)、高島レミ(審判員・ポニーテール)
- 秋奈
- 園みどり子、後藤モヨ子、金春希美(風紀委員)
- 井澤詩織
- ねこにゃー(ネトゲ・リーダー・車長・通信手)、寺本(知波単)
- 葉山いくみ
- ももがー(ネトゲ・操縦手)、五十鈴百合(華の母)、ルクリリ(聖グロリアーナ)
- 倉田雅世
- オレンジペコ(聖グロリアーナ)、スズキ(自動車部・装填手)
- 石原舞
- ダージリン(聖グロリアーナ)、ツチヤ(自動車部・操縦手)
- 喜多村英梨 (テレビシリーズでは放送部の王大河も)
- ペパロニ(アンツィオ)、久保田(知波単)
- 大地葉
- カチューシャ(プラウダ)、ホシノ(自動車部・砲手)
- 金元寿子
- ノンナ(プラウダ)、ぴよたん(ネトゲ・装填手・砲手)
- 上坂すみれ
- アリーナ(プラウダ)、ネズミ(ボコミュージアム)
- 佐藤奏美
- 新三郎(五十鈴家の使用人)、肴屋
- 伊丸岡篤
- ミッコ(継続)、名倉(知波単)、青ネコ(ボコミュージアム)
- 石上美帆
- メグミ(大学選抜副官・黒髪ロング)、ボコ
- 藤村歩
「そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ3 ※この世界で2の発売予定はありません。」了
「だらよ3※」プレイメモ
2008/07/26 00:54
インストール完了、パッド準備完了、プレイ開始
環境:ROOX U、USB セガサターンパッド、K240S
2008/07/26 05:30頃
詰まって考えているうちに寝落ち
2008/07/27 01:12
プレイ再開
2008/07/27 03:20
メインルート完了
2008/07/27 03:43
完全クリア(多分…)
ほんとはもう少し細かくメモを取ってたんだけど、ネタバレにならないように削ったら、殆ど意味がなくなってしまった…。
「だらよ3※」クリア後の雑感
プレイ前からすごいワクワクしていたのに、こんなもんかーって思わなかった。これはすごい。万人に手放しで薦められるかというと全然そんな事はないと思うんだけど、個人的にはかなり良かった。
過去作品はそれぞれ何度かプレイ済みなので、システムには慣れていて、そのおかげか殆ど詰まる事はなかった。でも、簡単かというと決してそうではなかったと思う。
ただ、これで本当に終わりなのか、実はまだ何かあるんじゃないかって思えてきてしまって…もう一回やろうかな。
あ、あと LOOX U でプレイしたせいだと思うけど、観覧車の場面なんかはかなり重かった(プログラムの動作が)。前作でみんなが観覧車のシーンが重い重いと言っていたのはこれだったのかと今更納得。
でも問題なくプレイできる範囲だったので最後まで LOOX U で。
「そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ3 ※この世界で2の発売予定はありません。」
かざみみかぜ様に直接、あまり期待はしないでくださいと言われても、どうしようもなく期待してしまっていた「そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ3 ※この世界で2の発売予定はありません。」が漸く発売に。
気分的には有給なり夏休みなりを使って思いっきり堪能したかったんだけど、休めなかった為、会社帰りに一路秋葉原へ。
一応ソフマップで予約していたので取りに行ったら、すげぇ行列でぐんにょり。なんだか、18歳未満のお子様は買えないゲームがいろいろ発売になったみたい。そんな人たちに混じりつつ、30分くらい並んだ末、購入!
そのあとぶらぶらしてたら、とらのあなでも売っていたのでなんとなく。
お布施だらよ。布教活動にでも使います。
でも、とらのあなってば、売り場はともかくとしても、
これはあんまりな仕打ちだと思った。